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仕事とネットは家庭に持ち込まない。 がモットーのサヤツキです。 都内で一人暮らしをしています。 皆様、色々とお見舞い申し上げます。 昨日は祝日なのでお休みしてました。 すみません。 今回のテーマは【夜食】である。 素直に夜食を作らねば、と考える。 夜食といえば「ピーマンの肉詰め」だな、と思い立つ。 うちには今、挽き肉がないけれど、 フードプロセッサーがあるから大丈夫だろう。 ピーマンの肉詰め。 私は野菜不足が気になるお年頃。ひと工夫せねばな、と考える。 ただ単に肉詰めを作った場合、 野菜と肉のバランスは1:9程度ではないのか。多くて2:8か。 ならば、あれだ。 「ピーマンの『ピーマンの肉詰め』詰め」にしよう、と考える。 ピーマンの肉詰めをフードプロセッサーにかけ、ピーマンに詰める。 これだけで野菜の量が倍増する。うん。いい。アイデア料理だ。 さらに野菜を増やすなら 「ピーマンの『ピーマンの“ピーマンの肉詰め”詰め』詰め」もいい。 ピーマンの肉詰めをフードプロセッサーにかけ、それをピーマンに詰め、 さらにフードプロセッサーにかけてからピーマンに詰める。 これでピーマンの量は3倍に増える。 うん、すごい。すごいなぁ。アイデアマンにも程がある。 もう一段階ピーマンを増やすのはどうか。 上記のものをさらにフードプロセッサーにかけるのだ。 いや、それだと名称が長すぎて、途中で改行せねばならない。 私は、文章力に関して七流以下を自認しているが、 改行やら行間やらの見かけをとても気にするミミッチー男なのである。 固有名詞の途中改行は避けたい。 他人のブラウザからどう見えようと気にはならない。 でも自分のMacOS9用ネスケで表示が崩れるのは避けたい。 と、ここで発想の転換をする。 「ピーマンの『ピーマンの“ピーマンの……」ではなく 「肉詰めピーマン詰めピーマン詰めピーマン詰めピーマン」とすれば 改行せずともピーマンを4倍に増やせるのではないか。 さらに「肉+n(詰めピーマン)」と数式にするのはどうだ。 nに∞を代入することも可能である。 すごい。これはすごいぞ。 どれだけピーマン好きなんだ、って話になってくるけれども。 と、ここで気付く。 うちには今、ピーマンがない。 ピーマン不在のまま、「肉詰め無限ピーマン(仮称)」を 妄想していた自分に驚きを隠せない。 隠せないなら表に出そう。 「びつくり!」 つは大きい方が驚愕感が出ていいかもしれない。 驚愕感と小学館は似ているなぁと そんなどうでもいいことを考えてる場合ではない。 夜食である。 冷蔵庫を開き、常備してある大判はんぺん3枚と 鶏肉100g、オクラ7本を取り出す。 魚肉・獣肉・野菜。良いバランスではないか。 前にも書いたが、私ははんぺんが大好きである。 「私、はんぺんが好きなんですよ」 「ああ私も、おでん大好きですよ」 「いや、おでんじゃなく、はんぺんが好きなんです」 「あと竹輪とか、がんもどきもいいですよねぇ」 「いえ、はんぺんが好きなんです」 「はんぺんのみ?」 「はい、はんぺんが好きなんです」 「バカじゃないの」 「はい、はんぺんが好きなんです」 という問答を年に2回はする程のはんぺん好きである。 夜食ははんぺんに限る、と思う。 というわけで作ろう。 はんぺん、鶏肉、オクラを フードプロセッサーでガーーー、っと。 ガーーー、っと。あれ、おかしいな。ガーーーっと。 ……畜生、ガーーーーーーーーーーーーーーーーーー、っと。 この野郎、ガーーーーーーーーーーーーーーーーー、っと。 まだか。ガーーーーーーーーーーーーーーーーー、っと。 やっと混ざる。 ドロドロになったブツの塊をフライパン上にボトボトと落とし、 サラダ油を塗った手で整形する。 整形する。 整形する。 なんだ、これは。 なんなんだ、この顔は。 死相だ。 なんだか、死期が見える、というか 死期を過ぎた感のある顔になった。 台詞を付けるなら 「食べ物で遊ぶなぁ、くぁぁぁ」 といったところだろうか。 鍋肌にバターをなじませ、 フタをして30分の蒸し焼き。 でき上がり。 アゴが割れた、なぜか半笑いのヴォルデモート。少し気弱。 台詞を付けるなら 「いえ、いいんです。私はいいんですよ、カッパ巻きで」 といったところだろうか。 朝は白々と明けてきた。 皿に盛り、醤油をつけて食べる。 しみじみ美味い。 美味いんだよ、パトラッシュ。 今回もオチはない。 お次はもしかしたら、いや、大丈夫でしょう。 テーマは【空を飛ぶ】でお願いします。 お願いしますよ。
by wacky_racers
| 2007-07-16 12:51
| サヤツキ(月曜日)
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